About me
私がアメリカンコッカースパニエルを始めたきっかけは、たまたま働いていたところにアメリカでショーを学んできた方がいて
その方のお話を聞いていくうちに「私もやってみたい!行ってみたい!」と思ってしまいました。
でもショーの事は全く知らなかったので、日本で少し体験し、1991年にシカゴの「Forjays」に行き、そこで初めてコッカーと出会いました。
FojaysとはハンドラーDon Jjonston氏のアメリカンコッカースパニエル専門のケネルです。
常に40頭位のコッカーがいて、毎週コッカーだけで8〜12頭のエントリー、繁殖も年に2〜3頭していました。
最初は英語も全くわからなかったので大変でしたが、何もかもが新しく感じてものすごく楽しかったです。
1992年にダニーからタティアナ(AMCH DISNY'S TATIANNA)を譲ってもらい、自分でひいたり、ダニーがひいたりして
スペシャリティーショーやナショナルでWBをいただいたり、4回でチャンピオンになりました。
1994年にタティアナと一緒に帰国し、タティアナと私の日本でのショーが始まりました。
Forjaysのケネルとお家
タティアナがASCでWB
こんな感じでショーしてました
ドッティ
三太夫
レイシャス
タティアナは本当にいい子で日本での成績にも恵まれました。
ただ残念なことに赤ちゃんには恵まれずタティアナの遺伝子は残してあげることは出来ませんでした。
なかなか自分の繁殖をするチャンスはなかったのですが、オーナーさんにも恵まれ
一緒に考えながらいいコッカーを作っていくことを目指し、その子供達をショーをしていきました。
2003年本部展AOMのドッティと三太夫が縁あって我が家の子となりました。
ドッティは2004年に交配をし、レーシャス・ベレーザが生まれました。
三太夫は初めてのCCがBIS、その後もBIS、KIG、R.KING等もいただき、現在も活躍中です。
2005年にドッティとボギー(オーナー松永様)を交配してパディータ・デューク・メイ・メグが生まれました。
ボギーはシシリー(2001年本部展WB・オーナー松永様))の子供で、
2003年本部展ではジュニアクラスに上がって数日でWD、2005年本部展AOM。現在も活躍中です。

アメリカンコッカースパニエルは決して遺伝疾患の少ない犬種ではありません。
交配前にちゃんと検査をし、健全でかっこいいコッカーをつくり
いつか自分の繁殖した犬を自分のハンドリングでアメリカのショーに挑んでいきたいです。
まだまだ始まったばかりのNEREIDですが、ショーイングもブリーディングもアメリカで体験してきたことをいかして
頑張っていきたいと思います。
みなさん、応援してくださいね。
よろしくお願いします。


NEREID 伊藤穂波


「NEREID」とはアメリカで「Nami」と呼ばれていたので(穂波の波)、ギリシャ神話に出てくる海の精から名づけました。